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仮説と検証で解く

 
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数学の図形の問題でちょっと手こずるときに使う作戦の一つです。

問題文を読んで図を描いた後、手が動かないことがあります。

それは問題を解くための条件が見えにくい時です。

本当は見えているのですが気が付いていないとも言えます。

こういうときには「ここにこの条件があるといいのに」と仮説を立ててみましょう。

例えば「直角三角形があるといいのに」「この4点が同じ円周上にあればいいのに」「ここが相似ならいいのに」等という具合です。

そして、その条件が満たせないかと証明するのです。

もちろんこの証明は答案を作るものではないので、軽くメモして確認していくだけで良いです。

その仮説が証明出来たら、使える条件として図に書き込んで答案を進めます。

もし証明できないなら、その仮説が間違っている場合があるので別の仮説を立てます。

こちらもただ自分が証明できないだけで、実際には正しい仮説である場合もありえます。

そこも含めて正しい仮説を立てられるようにしておくのもトレーニングです。

いずれにせよ、相応の場数というものが学力向上には必要です。

十分な練習をせずに物事に当たろうとするのは、対象に対して失礼な行為となる場合もあります。

どれだけ練習すればいいのかは人によりますが、高い実力を望むのならば訓練の継続あるのみです。

今日も言い訳をせずに十分な、いえ、全力の訓練をしましたか?

それとも言い訳と逃げ足で生きていきますか?

それならそれは、それでいいです。

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