確率の基本は数え上げから
県立高校入試まで残り3週間です。
この時期から数学の得点力を上げたいなら、何より分野を絞ることです。
もちろん現状取れていない所から潰すよりほかにありませんが、どこもかしこも苦手なら確率を試してみてください。
神奈川県立高校入試の数学の確率は、一般に数学が苦手という人でも得点できる可能性がある分野です。
少なくとも立体図形がらみの問題を得意になるよりは早く対応できるようになれます。
それは確率の問題の基本である「丁寧に数え上げる」という戦法が通用しやすいからです。
確立というと高校で学習する順列・組み合わせなどが思い出される人も多いでしょう。
しかし中学範囲での確立の問題を解く際にはそれらの力は必要ありません。
概念理解も公式も不要です。
ただ与え垂れた条件を満たす組み合わせを一つ一つ確認していくだけです。
丁寧に・素早くという基本的な動作のみが問われているレベルです。
ですからもしとても数学のみが不得意なのであれば、他分野を思考する時間を削ってでも確率の数え上げをやりましょう。
そのためには確率の問題を集中的に解き、数え上げ方が問題ないか確認していく必要があります。
学校のワークでも教科書準拠問題集でも塾の県立高校入試対応問題集でも構わないです。
徹底的に演習しまくって得意になりましょう。