演習は量があるから質が上がる
学習は質と量のどちらか?という質問を受けることがあります。
この質問は大半はダサいとしか言えないです。
この質問をする大半の人間は「質が重要だ」と言ってもらうことで量を減らしたい怠け者だからです。
大体、ここで二択にする理由が全くありません。
質の高いものを大量にやれば無敵なのが自明ですよね。
思考停止して量だけ追い求めるのも、質が大事と言いつつ身につかない程度の学習で終えるのもダサいです。
ぜひ質と量の両立を目指してもらいたいです。
その上で、演習については量が大事だと考えています。
演習の量を十分にとることで、自分の間違い答案のデータが積み重なります。
その間違い答案を分析して、何をどうすれば同じ間違いをしないかを考えます。
そしてその通りに行動し、学力が上がります。
学力が上がれば演習の速度も正確さも上がります。
弱点を発見する力も、分析する力も修正する力も上がります。
初期段階では指導者にそれを手助けしてもらわなければいけないのが普通です。
しかしその指導をずっと受けていくことで自分の力が上がれば、自分でガンガンやれるようになります。
そこまでは辛抱強く指導に従うのが一番早いです。
そうなるための練習として、演習授業はあります。
ぼーっと誰かの話に鼓膜を震わせているだけではダメなのです。