その事実に目をつぶってはならぬ。
しかし些か見るに堪えない。
この2文はセットで私たちのそばにあるものです。
出来るようになるためには、自分の答案に現れた弱点と向き合わねばなりません。
しかしながら、自分の怠惰ゆえに現れたその欠点を見るのは辛いものです。
例えば教科書の音読をしているときに、読めない漢字や英単語があるとしましょう。
それを読めないなりに、エイヤっと声に出して読む度胸が無い人がいかに多いことか。
ゴニョゴニョモソモソと誤魔化してしまう人がいかに多いことか。
自分が出来ないという事実を誤魔化してしまう人がいかに多いことか。
出来ない自分を受け入れて、それを真っすぐ見つめられる人間だけが前進できます。
堂々と間違えて、堂々と受け入れて、堂々と学びなおしましょう。
それを積み重ねた先に、学力向上が得られます。