いかに早く「最高の志望校」を掲げるか
「志望校を上げるのは良いことだ」とは言うものの、です。
例えば小学5年生から県立相模原高校を志望する場合と、中3の夏休み明けから県立相模原高校を志望する場合です。
果たして同等の能力を持つならば両者が同じ程度の合格率になるかと問われれば、言うまでもないはずです。
県立相模原高校・県立相模原弥栄高校・県立麻溝台高校に合格しようと考えるなら、相応の学力が必要です。
偏差値で言えば県相が65、弥栄が60、麻溝台が55が目安です。
内申点(評定)で言えば県相が120、弥栄が115、麻溝台が105が目安です。
さらに県相であれば特色検査が実施されます。
学校の定期テストにおいて付け焼刃で80点を目指すような程度の学習ではいけません。
実際に先日も面談で、弥栄高校を目指したけれども麻溝台へ進学したという事例も伺いました。
麻溝台高校への進学が悪いことではありません。
ただ、当初の志望校をあきらめざるを得ない結果になることは往々にしてあるものだということです。
だからこそ、いかに早い時期から高い目標を掲げて努力しておくかが大切です。
ここで言う高い目標とは偏差値が高いという意味ではありません。
自分の可能性を広げてくれる目標という意味です。
お母さん・お父さんたちに考えてもらいたいです。
いかに我が子の可能性を広げられるような目標を見せておけるかが大事だと。