ルールを言語化しておくことで県相でも弥栄でも麻高でも戦える
高校生がテストが近づいているので、県立相模原高校・相模原弥栄高校・麻溝台高校の生徒が質問多めの一日でした。
例えば県立相模原の生徒の質問のポイント一つは「不等式証明でいくつかの解法があるが、どうやって使い分けるのか」ということでした。
どうやら県相の先生が「慣れですよ」とおっしゃったようです。
ここは大事ですね。
問題集の解説などでも、それぞれの問題をどう解くかは書いてくださいます。
しかし、テスト本番でどのように解くかの指示はありません。
そこで解法をどう使い分けるかという力が、得点力の一部となります。
無論、県相の先生がおっしゃるように慣れてしまうのが最終的には必要です。
その上で、いち早く慣れるためにルールを言語化しておくことをお勧めします。
この辺りの微調整が出来るのが、個別演習形式の良い所だと考えます。
ということで、塾長が解法の使い分けにどのような判断ポイントを持っているかを伝え、類題で確認してもらいました。
「スッキリしました!」といい顔で答えてくれたので、これでまた一つステップアップしてくれたことと思います。
このルールを言語化するという行動はどの教科でも応用できます。
弥栄生や麻高生の英語の質問でも、間違った答案のどこが不味かったか、そのポイントはどこにあるかをルールから解説しました。
抽象化されたルールを自分で使いやすく言語化しておくことで、やみくもに暗記にたよることなく正解できる力を養えます。
抽象化というひと手間はありますが、結局のところでマスターするための労力を減らすことができます。
急がば回れ、ですね。