読解力を鍛える対話
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
国語の読解問題が苦手だという人が多くいます。
そもそも文章を読解するとはどういうことでしょうか。
国際学習到達度調査PISAでは、読解力を次の4つの力と定義しています。
・文章から情報を読み取る。
これは書かれていることをそのまま読み取る力です。
そもそもここが出来ていない生徒さえ、公立中学校では半数に及ぶ場合が有ります。
・文章を解釈する。
文章についての主題などを読み取る力です。
具体と抽象などの識別もここに当たります。
このレベルまでを問われているのが多くの県立高校入試問題です。
・文章について考察する。
文章の書き方や構成などについて考える力です。
良い文章を書く、読むことが出来るようになるレベルです。
・文章以外について読み解く。
表やグラフなどから考察すべき事項を読み取る力です。
近年神奈川県の県立高校入試(とりわけ社会科)や、
公立中高一貫校の学力検査ではここを問う問題が重要になっています。
最初に書いたように、一番基本となる「文章に書いていることをそのまま読み取る」
というところから出来ていない場合は、そこから立て直すのに時間がかかってしまいます。
だからこそ、焦らずじっくりと直して欲しいものです。
そのためにまず、読めているかいないかを考えてもらっています。
といっても大概の生徒は読めていないので、どう読めていないかを確認することになります。
それは集団授業を受け身のままこなしていて出来ることではありません。
解いた問題の答案を講師と挟んで対話することで、
自分の不足や弱点を確かめていくことで出来ることです。
青木学院の個別演習指導はノートを塾長と挟みながらの対話がその役目を担っていると言えます。