失敗の後こそ肝心
昨日、ある生徒が授業中の発言で失敗をしました。
正解を言えなかったという話ではなく、学力を伸ばすために行ってはいけない方向へ行ってしまったということです。
そのことについて柔らかくですが、ギュッと締めました。
語気荒く注意したわけではありませんでしたが、踏み越えてはいけない一線を踏み越えた自覚を強く持ってもらいました。
さて、どうなるかと考えて今日を迎えました。
スマホが反応したので確認すると、件の生徒の保護者様からの連絡でした。
保護者様に、昨日の様子をお伝えしたうえで「こちらできちんと引き締めましたから、怒ったりはなさらないでくださいね」とお願いしました。
何通か情報を交換した後、保護者様が「だから昨日は遅くまで頑張ってたんですね」と様子を伝えてくださいました。
いいですね。
失敗したからといって過剰に凹む必要はありません。
失敗は誰でもするものです。
大事なのは失敗の後にどのように修正していくかという行動と勇気です。
それを、この生徒は示してくれたということです。
保護者様には「とてもいいので、是非とも凄く褒めてください」とお伝えしました。
勇気を出して頑張ったことを応援してもらえたら、次も頑張ってくれます。
生徒が失敗して誰かに注意されて、誰かに応援されて、挑戦し続けるならば、どんどん伸びていきます。
次に顔を見るときには、引き締まった表情で会えることだろうとワクワクしています。