関数で悩むときはまずグラフから
高校生の関数問題の基本・肝はグラフです。
相模原高校・相模原弥栄高校・麻溝台高校あたりはそろそろ1年生が「二次関数の最大値/最小値問題」に取り組む時期です。
とりわけ生徒たちの壁になるのが「範囲が変化して場合分けが必要になる問題」です。
大体、この辺りで高校数学の最初の脱落者が出ます。
そしてその脱落者の多くが、この範囲の直前に学習している二次関数のグラフの描き方を不十分に扱っています。
実際には、グラフを書いてパターンを実際に可視化すれば理解はずいぶん楽になるにも関わらず、です。
グラフを描くというひと手間を惜しむがために学力が伸び悩んでしまうのです。
ここでグラフと最大値/最小値問題の相性の良さが分かれば、あとはグッと道が開けます。
二次関数が三次関数/四次関数になっても、三角関数になっても応用が利きます。
つまり高校2年生以降の数学でも戦える基礎力になってくれる分野だというわけです。
学校の教科書は意図をもって学習内容が並べられているので、それなりの意味があるものです。
既習の内容を十分に身につけたものとして課程が進みます。
ですから、以前の学習内容に不十分な部分があれば後の部分に響いてしまうものです。
躓いたときには一度止まって、復習をしてからもう一度進みましょう。