やる気のコントロールとは差を意識することだ
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
「やる気に頼らずに学習せよ」という趣旨の話を生徒にはします。
やる気が出たらやるというのは、大抵の人間にとっては負け戦になるからです。
やる気がいつでるのか、本人にも分かっていません。
下手をすればやる気の出し方さえコントロールできていません。
燃え上がるような爆発的なやる気があるのは危機的状況にある瞬間だけです。
その時点で追い込まれていますからね。
そしてこの手のモチベーション状態はすぐに消えます。
その状態から締切のあるテストや受験という勝負に勝てると思えるはずもありません。
そう考えれば、やる気に頼らず習慣で学習するほうが勝率は上がります。
やる気を扱うときでも、急に上下するようなやる気をあてにしないことです。
徐々に上がっていくやる気に頼る方向です。
何事もやり始めてしまえば少し気がのります。
「やる気→行動」の順番でなく「行動→やる気」の順番が脳の仕組みとしても頼れます。
そのためにいかに行動のハードルを下げて第一歩を踏み出しやすくしておくか、です。
第一歩のやる気をどうやって最低限引き出していくかというのは意味があります。
やる気がある状態=やる気が必要な状態は、目標と現実との間に差がある状態です。
何も行動しなくていい=差がない状態のときにはやる気は存在しません。
満腹状態では食事について考えないようなものです。
爆発的なやる気があるのも追い込まれている=理想から遠いからです。
現実と目標との差を認識するには、現実と理想の両方を把握・理解する必要があります。
現状はどういうもので、目標がどこだから、どの程度の差があるのか。
差が見えれば、差を埋めたくなって行動しやすくなります。
曖昧な目標では、何をしていいか分かりません。
選択肢が絞れていない行動が実行される可能性は低いのです。
目標を県立相模原高校の合格・慶應義塾大学の合格に置く。
実際に県相や慶應に足を運び、そこにいる自分をイメージする。
その途中経過で達成すべきテストの点数や学力を数値としても考える。
その未来と自分の現実との差を毎日確認すれば、人間は自分の危機を感じて一歩行動します。
積み重ねた一歩の行動があれば、目標が少しずつ現実と合ってきます。
もし小さな成功を得られればしめたものです。
成功した体験と自分の現在とを照らし合わせれば、もう一度成功できる可能性が上がります。
テスト3週間前から準備したおかげで90点がとれたならば、もう一度そうするようなものです。
以前の失敗と今の自分が異なれば、自分の成長を実感できます。
以前はできなかった朝の音読をやれているなら、自分が進歩したと実感できるようなものです。
いずれも違いを意識して生活することで生まれるものです。
成功であれ失敗であれ、何かをやった経験がその人の学力を太くして未来を開くのです。