妥当な大逆転でいい
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
世の中には大逆転合格をできる人間というのが存在します。
その中には妥当な大逆転と、本当の大逆転の2つがあります。
妥当な大逆転とは、「一見大逆転に見えるが、順当に学力が伸びただけ」です。
確かに偏差値などは大きく伸びています。
しかし、伸びる前から基礎学力・学習習慣などを磨いていたものがパンと花咲いただけです。
部活動を引退した後に急激に伸びた大逆転!
華々しくてみんなが思い描く大逆転の様子です。
そう見えるけれども、その前から地道に計算や単語例文や年号や文法をインプットしていたから。
いきなり伸びたのではなく、準備が実っただけです。
あくまでも然るべきときに然るべきことをやっていた結果ですので、妥当なのです。
一方で本当の大逆転はそうではありません。
下準備が十分だったとは到底言えないところから、ものすごい結果を叩き出すものです。
短期間に圧倒的な成長を土台から遂げてしまう生徒が、稀にいます。
まず、資質として図抜けた学習の才能があること。
次に、その才能を周囲から見て危険を感じるほどに使い尽くすこと。
そして、短期決戦を勝つためのノウハウを外部から与えること。
これらの要素がかみ合って初めてなしうるものです。
常軌を逸した才能と集中を持った人間だけが、本当の大逆転を手に入れます。
我が子が常軌を逸した存在かどうかは、親なら分かるはずです。
違いますよね?
我が子はちゃんと常識の中に生きてくれているはずです。
だからこそ、妥当な行動を取り続けるように育てなければいけません。
目標に対して適切な学習を、長期的に選び続ける。
ただそれだけのことで、常軌を逸した人間でなくともよい受験を終えられるのです。