目的を考えれば学習の能率が上がる
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
学力を上げるためにはある程度の学習量が必要だというお話を昨日書きました。
しかし、闇雲に問題を解けばいいというものではありません。
ただ丸付けをすればいいというものではありません。
学習の能率を下げる行動をしても、学力が伸びにくいです。
「やっているのに点数が上がらない」というパターンです。
それを避けるためには学習の能率を上げることになります。
学習の能率を上げたければ、まず学習の目的を明確にすることです。
学習の目的とは、遠い目的も近い目的も明確になっていればいるほどよいです。
日常の学習においては、近い目的を明確にできていない生徒が多いです。
例えば参考書を読むときに何を目的とするか。
用語を確認すること。
定義を暗記すること。
文脈を理解すること。
規則を覚えること。
例えば問題集を解くときに何を目的とするか。
計算ミスを減らすこと。
途中式の速度を上げること。
立式のルールを思い出すこと。
時間配分を意識すること。
これらを考えながら学習することで、学習の能率は上がります。
ただ漫然とテキストを読んだり解いたりしても、効果が出にくいのは当然です。
意識なき行動が序盤にあれば、終盤までが無駄になります。
そのうち、意識しなくても行動できるレベルに到達するまでは、意識しましょう。