子供扱いしないで、大人にする
高校受験に備えたい小学生を大募集しています。
子供を賢くしたいなら、賢い扱いをすることが肝要です。
子供を子供扱いしている限り、子供は自分の成長を意識しません。
学力の伸びた子供たち、自分で学習を進める力をつける子供たちは、例外なく精神年齢が周囲より高いです。
蓋をしたら蓋より高く伸びることはないです。
子供扱いして、精神的に大人びることはないです。
子供向けとされるものの多くは、子供過ぎます。
時には子供向けではなく大人向けのものを与えることで刺激していくことをおすすめします。
本でもテレビ番組でも映画でもです。
少し年齢が上に向けたものに触れることで、分かることと分からないことがないまぜになったものを体験します。
自分がこれまで触れたことが無い価値観や言葉や視点が、大人へ引き上げます。
いきなり刺激が強すぎるものというわけにもいきません。
でも、甘口カレーを与え続けるのは子供の成長によくありません。
辛いものを少しずつ食べる練習をしていくことで、辛さを楽しむ練習になります。
カレーと同様に、辛いことに少しずつ自分で立ち向かう練習をすることで、辛さを乗り越える練習になります。
難しいものをどうやって理解していくかだって練習です。
これは子供に分からないだろうから、と過保護になってはいけません。
守るべき瞬間には守るとして、突き放す瞬間も必要です。
千尋の谷に突き落とすとは言わないまでも、階段を自力で登りきる練習は必要です。