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相模原中等受験経験者こそ県立相模原へ

 
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相模原中等教育学校の合格発表が終わりました。

合格して進学を決めた受験生の皆さん、残念ながらご縁がなかった皆さん、どちらもお疲れ様でした。

そしてどちらの皆さんも、6年後の大学入試での再会を果たすことになるでしょう。

今日この時から、6年後の再戦に向けての日々が始まるということはもう決まっていることです。

相模原中等はもちろんとても良い環境の学校です。

合格した皆さんがその環境を存分に活かす中学/高校生活を送り、その未来を切り開いてくれることを願います。

しかし、相模原中等に合格しなかったら全てが負けということではありません。

12歳が人生のピークでもゴールでもないはずです。

たかが受験勉強という戦いに限っても、その決戦は18歳の大学入試のはずです。

まずはそのために15歳の戦いで納得のいく成果を出すのがおすすめです。

つまり、今回合格したライバルに負けない高校生活を送れる高校です。

相模原市内で言えば県相・県立相模原高校になります。

進学実績でも部活動でもなかなかのものがあります。

相模原市立中学のトップ層が入学を希望しますから、当然競争も厳しいです。

3年後に合格を志す小学生も多いことでしょう。

そんなライバルに対して、相模原中等受験を経験した皆さんは一点リードしているところがあります。

県相などの神奈川県内上位の高校は、特色検査があります。

特色検査とは教科横断的な出題で受験生の総合的学力を図る試験です。

通常の5教科の学力検査とは別にこれが100点/200点の配当が課されます。

この特色検査が、相模原中等の入学試験の延長線上にあるものだと言えます。

単に知識の有無を問われるのではなく、課題文や資料を読み取って論理的に思考し表現する試験です。

ここに向けて十分な訓練を積んだ皆さんは、県立相模原合格に向かって良いスタートを切れています。

ライバルとは確かに少し差がつきました。

しかし、まだ負けが決まったわけではありません。

6年後の再戦に向けて、3年後の勝負に向けてまた進み続ければいいだけです。

受験に向けた学習で蓄えた学力は誰にも奪われず、損なわれません。

自分の環境に感謝し、自分の力に誇りを持って学習を積み重ねていきましょう。

今の悔しさや苦しさや辛さを3年間/6年間忘れなければ、次の結果は違う景色になります。

もし悔しさや苦しさを忘れるなら?

あなたにとってはその程度のものだったということでしょう。

それならそれは、それだけの話です。

あなたの3年後は、どんな未来にしますか?

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