やる気が出る食事とは
「勉強のやる気が出ない」等と聞くことが多いのが塾という仕事です。
「顔が濡れて力が出ない」と凹む子供の人気者じゃあるまいし、です。
「やる気が無ければやらない程度なら、上位高校・上位大学進学などしなくてよろしい」としか思いません。
そもそも気持ちに頼って行動するより、習慣に頼るほうが成功率が高いのでお勧めです。
その上で、あえてやる気がでる食事の話を少し。
もちろん食べ物を食べれば即やる気が出るというものではありませんが、それでもわずかな一歩になってくれそうならよいでしょう。
まずは言うまでもなく自分の好きな食べ物を食べましょう。
好物を食べれば気持ちが良くなるわけですから、気持ちが悪い時よりはやる気も出ます。
出来れば消化に良いものであればよいですね。
胃腸に負担がかかった状況では集中も切れがちになります。
「〇〇まで進んだら好物が食べられる」と楽しみにしながらでも良いでしょう。
もう一つ、こちらは科学的に考えて「辛い物」を推しておきます。
スパイスの効いた辛いものを食べると「アドレナリン」や「エンドルフィン」が体内で放出されます。
アドレナリンは体内の機能活性化の役割を持っていますから、ボンヤリした体をシャッキリさせます。
エンドルフィンはドーパミンの働きを持続させるので集中力が増します。
ドーパミンは何かが上手くいったときの快感を感じさせる物質です。
これを感じやすくなれば、集中が続いていきます。
エンドルフィンには記憶力を高める働きもあると言いますので、その意味でもお勧めできます。
と言っても辛い物の食べ過ぎで胃を痛めては元も子もありません。
ご利用は計画的に。