親が認める 子供が改善する
昨夜は、我が子のテスト結果に喜んだ保護者さんからメールを頂きました。
こういうお知らせはいつ何時何度頂いても非常に嬉しいものです。
そのメールの中で特に良いと思ったのは、保護者さんのリアクションです。
まだまだ完成には程遠い状態の生徒ですから、ケチを付けようと思えばいくらでもできます。
そこをグッと我慢して、我が子の努力を十分に認めるメッセージを伝えてらっしゃいました。
ここは大事ですね。
自分で自分をほめることが出来るのも、とてもいいことです。
しかし、まずは親が我が子の努力を認めているのだということを、子供たちが知ることはさらに重要です。
結果ではなく、努力をです。
結果をほめられた人間は結果を求めるようになります。
しかし結果が評価されるのは一瞬であり、その一瞬を作るための努力は難しいものです。
その難しい努力を認められたと子供が思えば、子供は努力を続けられる可能性が上がります。
結果のみを評価されれば、子供はカンニングなどの行為で表面を取り繕う日が来る可能性が上がります。
あるいは結果が出ないことを悲観して学習生活から離れようとすることさえあります。
それは、保護者さんの求めるところではありませんよね。
まずは小さなところからでも、子供たちの努力を認めてあげてください。
改善すべき点は、子供たち自身に考えてもらって言わせてあげてください。
自覚した改善点の方が、良くなりやすいものですからね。