教科を横断して問題を捉えるのが相模原高校に向いた考え方です
定期テストの出題範囲が各中学で出始めています。
学校のワークを優先して演習する指示を受けた生徒たちもいます。
今日は国語の演習をした生徒と文学史の問題について少し話をしました。
中学校の授業では文学史をきちんと触れず、授業中にサラッと話すだけになってしまうこともあります。
授業時間で生徒たちにやってもらいたいことの分量を考えると仕方がないところです。
生徒の答案で文学史の問題をきちんと正解していたので、少し難度を上げた問題を口頭で尋ねるときちんと正解してくれました。
学校の国語の授業で先生が説明されたのか?と尋ねると「社会の授業で出てきました」と答えてくれました。
これはとても大事なことができているね、と生徒に伝えました。
県立相模原高校のような難関県立高校では、入学試験の際に特色検査が課されます。
これは通常の学力検査よりさらに、教科間を横断して出題される形式になります。
数学は数学、理科は理科というふうに区切ってはいないということです。
自分が国語の問題を問われているとだけ考えてしまうと、社会の知識を援用できません。
しかし、他教科の知識だから使ってはいけないというルールはないはずです。
入学試験本番とは無関係なタイミングから、教科横断的に問題を捉える姿勢をとることはとても良いことです。
日常生きている中で、持っている知識を総動員して戦う姿勢をとっておきましょう。