まず一つ突破するために圧倒的にやる
いくつものことを一度にクリアしようとするのは大変です。
学習と部活動で同時に結果を出すことを目指すのは構いません。
しかしほとんどの生徒はそれができません。
とりわけ学習ができません。
両方を得意になれるのは片方が得意な人間がもう一つに手を伸ばしている時の方が多いです。
最初から両方がハイレベルな例を除けば、これが実際のところです。
学力が不足している状態から部活動と学習の両方で結果を出したいなら、想像しているよりずっと多く学習に力を入れる必要があります。
今のテストの点数や答案を見ればそれは自明なはずです。
しかし、多くの生徒はテストの直前だけ学習のことを考え、テストが終われば学習について考えるのをやめます。
つまり、イマイチな点数の生活習慣から抜け出さずに次のテストを迎えます。
これを抜け出すにはどうしたらいいでしょうか。
ヤバいと一瞬でも思ったらその瞬間に行動することです。
これまでの日常が消し飛ぶぐらいの学習をやってしまうことです。
チョロチョロと自分を変えるのではなく、圧倒的に変えてしまうことです。
今年の夏をそんな夏に変えてしまうことです。
30時間50時間とケチなことを言わず、100時間でも学習してもらいましょうか。
一点突破でそのぐらいやってしまえばあとは無敵になれるはずです。
そのぐらいあれば、1学期の英語と数学を取り戻すことや、前の学年までの数学を取り戻せますからね。