何をどう言おうが思おうがあなたはあなた

人間生きていればたまには自己嫌悪や自己否定にどうしようもなくなることもあるでしょう。

こんなはずではなかっただの、なぜ自分だけがこんな目にだの、自分の不幸の原因は過去のあの一点にあるのではないかだの。

ひょっとたら自分の歩むべき人生は別にあったのではないか等と考えることも有るでしょう。

そう考える貴君は極めて阿呆であると言えましょう。

何をどう言おうが思おうがあなたははあなたです。

学年トップの優等生でもなければ、才色兼備の人気者でもなければ、将来を嘱望される添付の才能の持ち主でもありません。

あなたはあなた以外の何物でもありません。

それは何も悪いことではありません。

自分自身を満喫すればよろしいというだけです。

大切なのはベストを尽くすことです。

自分にできることをやって、その結果と未来をしかと受け止め、また次へ進めばよいのです。

寝ぼけたことを考えているほどヒマはありません。

人生が始まってもいない人間が、一丁前に自分の人生を憐れんでも何も輝きません。

人間には出来ることの限りというものがあります。

あてにならぬ何かに自分を捧げてはいかんのです。