アウトプットで本番を意識
中間韻
唐代の漢詩でも西洋の詩でもそうですが、韻は重要な要素です。
とりわけ西洋の詩では、1行の中間と末尾で類音を設置しておく「中間韻」という技法があります。
見慣れた格好はノームコア 相反するストレンジな思考
(ou) (ou) (ou)
偏る言動 目立つ奇行 未知のシングスを探す紀行
(ou) (ou) (ou)
日本語で書いてみればこんな感じでしょう。
漢詩での韻は基本的に行末に置かれます。
上の詩は行の合間合間にも、行末の韻と同じ音が置かれています。
節目節目に置いておくことで、行末の音が意識されるわけですね。
節目で意識を作っていくことは重要です。
テストの直前だけにテストのことを考えて、テストの点数が上がるでしょうか。
それはありえませんよね。
一夜漬けをしているようなものですから、それでは学力が伸びるはずもありません。
問題を解く演習を試験の直前だけやって、良い答案が試験本番で作れるでしょうか。
それもまたありえませんよね。
インプットしないで何もアウトプットは出来ませんが、学校のワークを解くようなアウトプットを通して、答案を作る練習をしておく必要はあります。
アウトプットするからこそ、自分の足りているところと不足しているところがはっきりします。
インプットをきちんとしつつ、アウトプットで確認して試験を意識していきましょう。