数字の瞬間記憶で暗算力アップ
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
映画館のロビーで上映待ちをしているときのことです。
横のベンチに腰掛けている親子が交互に数字を言い合っていました。
しかしその数字が不規則で、どんなルールで数字を口にしているのかがよくわかりませんでした。
しばらくして理解できたのですが、「1から100までの数字をひとつずつ、重複無く言い合う」というルールだったようです。
自分と相手が言った数字を覚えておかなくてはいけないのでちょっと負荷がかかる遊びですね。
といっても「しりとり」だって同じところはあるのですから、無理というほどでもないです。
不勉強にしてこれまでやったことはない遊びでしたが、なかなか面白いことをするご家庭もあるものだと感じ入りました。
数字を扱うときに短期記憶の能力はとても大事です。
短期というより瞬間記憶とでも呼ぶべきでしょうか。
暗算が得意になるためにはほんのちょっとの間、数字を覚えておく能力が必要です。
息の続く間程度ですが、日頃から鍛えておかねば上手くはならないでしょう。
なんでも筆算してしまう生徒はその分計算が遅くなってしまいますので、それを避けるためにも暗算力教科は必要です。
そういう数字に親しんで数字を自分に閉じ込めておく姿勢は、日常の親子の接し方からでも育てることが出来ます。
勉強だと意識させすぎると子どもたちも身構えすぎますから、ぜひ普段の会話の中に織り交ぜてご活用下さい。