コンフォートゾーンから出ろ
暖かくなったかと思ったらまた寒々しい空気を感じます。
もう暖房を完全にという時期は過ぎているので、朝の布団から出るのが少し億劫になります。
せっかく体温で暖まった毛布の中の空気が逃げて寒く感じるのは嫌だなぁと。
そうは言っても布団の外は寒さだけではない世界があるので、いつも通り抜け出す毎朝です。
快適な状況にあぐらをかいたとて、楽しさは広がりませんからね。
コンフォートゾーンという考え方があります。
自分が安心や快適を実感できる状態のことを指します。
これまで自分が生きてきた状態と同じ様子が続くのであれば、人間は安心します。
赤ちゃんを見れば分かりますが、異なる環境に連れていくと泣いてしまいます。
コンフォートゾーンは人間が生きていくためには大事なものです。
どこにいても安心や快適がないなら、落ち着けることがなくなりますので。
しかし、コンフォートゾーンにばかりいるのはまずいです。
成長、特に大きな成長を遂げるためにはまずいです。
成長とは変化です。
環境が変わらないのに行動や思考が短期間に大きく変わることは稀です。
大きく変化するために、快適ではない環境に身を置く必要があることはあります。
これまでとは違う環境に適応することが成長の大きな要素の一つだからです。
最初はそれを難しく感じたり、辛く感じたりする瞬間もあります。
そこで自分のこれまでの価値観に留まらないことが大事です。
今やっていることをできるようになった先にどんな未来があるのか。
そこを大事に考えて変わってもらいたいです。
ありのまま、今のままではない自分だからたどり着ける風景を信じてもらいたいです。
コンフォートゾーンから勇気を持って何度飛び出したのか。
それが、その人の成長の度合いに大きく影響するのです。