大事なことは塊ではなく液体で
共通テスト初日です。
僕の中では自塾は大学受験を見据えたものだという意識意図があります。
その大学受験の本番の始まりと言えるのが、共通テストの時期です。
共通テストが終われば、私立大学・国立大学二次試験が始まります。
ここから2ヶ月ほどで、進学先が本当に決まります。
これは受験生だけの話ではありません。
今の小学生であっても、おそらく同様の時期に進路が決まることでしょう。
その日がいずれくると分かっている話です。
1年後・2年後・3年後。
確実に我が子にも受験の日がやってきます。
それが分かっているなら、逆算して準備をしておくのが大人の計画性でしょう。
子供たちには分からないことですからね。
ある日いきなり受験生としての自覚を持てと強制しても、うまくいきません。
変化は小さくなだらかであるほうが乗り越えやすいです。
日々の生活の中で、自分がいずれ受験をする日が数年後にやってくるのだと伝えましょう。
その日はどんな意味があって、どういうことが求められているのか。
そういう話を子供たちの毎日にすり込みましょう。
大きな塊を飲み込むのは難しいですが、ペーストや液体なら飲み込めます。
気づかぬうちに自覚を持ってしまっているのが、ベストです。