結果は断面に過ぎない
定期テスト範囲表が配られた中学も多いです。
定期テストの得点がどうなるかは、この範囲表が配られるタイミングより前に何をしているかです。
この時期に定期テスト範囲のどのぐらいの内容を身に着けているか、です。
一般的な学習の程度で言えば、今できることの1.5倍程度まで得点できると考えましょう。
定期テストの範囲のうち半分を得点できるなら、本番で75点は狙えます。
暗記すべき単語・例文・例題をどの程度使いこなせているか。
ここが十分であれば、この先の学習もスムーズに進みます。
インプットしておくべきことが不十分であれば、この先2週間の学習は思うようにいきません。
どのみち日常の学習内容は次の定期テストに出題されることが分かりきっています。
それならばテスト範囲表が出される前だろうが毎日テストに向けて学習するのが効率がいいです。
大まかな出題範囲の予測はつくのに、確定しないからと言って学習しないのは悪手です。
2週間しか学習しないより、8週間学習したほうが結果がいいのは自明です。
それなのに日常生活での学習を疎かにするのは、点を下げる行為です。
それなのにテストの点数が低いと嘆くのは筋が通りません。
いかに毎日の生活の中で学習を大事に生きているのか。
そこが結局、テストの結果という断面に現れます。
その結果だけを見て騒いでも、決して状況は良くなりません。
大事なのは、断面を見て立体的に生活を考え直して修正することです。