「やればできる」に騙されるな
夏の間に数学を徹底的に潰した生徒。
模擬試験で100点を取れました。
コストを集中して投下すれば、こういう結果も想定内です。
やったからできたという当然の話です。
よく似た言葉ですが、やればできるというのとはちょっと違います。
やればできるというのはやっていない現状があるだけです。
そこについて肯定的に捉えてもたいして面白いことはありません。
その言葉に甘く酔って行動しないままに終わる可能性があるからです。
まずやることです。
やった後にしか、できるという状態は来ません。
そしてやる分量はみんなが思っているよりもずっと多くないと結果まで届きません。
ちょっとやってすぐに大きくできるようになるなら、今学力に困ってないはずです。
いま学力に困っているのはシンプルにやっていないからという生徒がほとんどです。
計算の問題でも500問は解いてからが勝負です。
50問やそこらで何かが変わると思わないでください。