学習量は最初の1周から
学力をつけたいと考える人の殆どはそもそも学習量が足りません。
例えばワークをやった量です。
といっても、多くの種類のワークをやればいいというものではありません。
とりわけ学力が発展途上(偏差値67を超えていない)ならば、まず1冊の精度を上げましょう。
学校のワークでもいいですし、よりよいテキストがあればそれでいいです。
1冊を1回解いただけで身につく生徒はほぼいません。
苦手な教科を克服したいと考えるなら、3周でも5周でも回す覚悟をしましょう。
逆に言えば苦手であっても5周すれば、大分楽に解けるようになる実感を得られるはずです。
一番きつい最初の1周をどれだけ早期に終えるかが肝です。
苦手な生徒ほど、テスト直前まで1周目を終えません。
学校のテスト範囲のワークをテスト前の土日にようやく終えるようでは話になりません。
どのみちテストがあるのが分かっているなら、1ヶ月前だろうがテストに向かって解けばいいです。
夏の間は復習を十分にやって、新学期になったらすぐに新学期のワークに取り組めるのもいいですね。